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はじめてのスーツ選び(2ページ目)

誰でも最初にスーツを買うときは気分が舞い上がったはず。情報過多の世の中ということもあり、意外と情報に振り回されている人も多いのでは。そこで、初心者でもわかりやすい「はじめてのスーツ選び」です。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

こんなスーツは選ばない


はじめてのスーツ選び
ネイビー地に太いチョークストライプ。上級者にはいいですが、はじめてのスーツには不向き。

着用してアームホールや肩付近がきつかったりするのは駄目。あと、極端に細身のシルエットのものや股上が浅すぎるスーツも避けたいところ。

とくにO脚の人は細いパンツを穿くと目立ってしまうから要注意だ。←だからモッズになるのをあきらめたのだ(笑)。

柄では、極端に間隔のあいているストライプや、太くて目立つストライプも避けたい。反対にストライプの感覚が狭すぎるものは繊細な雰囲気になってしまうので、細い人は避けたほうが無難。

ラペルが細い(ナローラペルの)ものはモード色が強いし、なにより顔がデカく見えるので、ニック・ハートより大顔の人はやめたほうがいい。

はじめてのスーツ選び
とても美しいウエストのシェイプですが、ビジネススーツはもう少しゆるいシェイプがいいですね。

極端なウエストシェイプも意外と目立つもの。そういえば、シェイプされすぎたスーツを着て、息が止まりそうになったことがあったな~(笑)。ほどほどのシェイプがビジネスには向いている

着丈が長すぎると脚が短く見えてしまうが、反対に短すぎるとみっともないし、エレガントではない。ちなみにイギリスのスーツは着丈が長め。

ただ最近の傾向として着丈の短いものが多いようだ。ファッションモデルが着て短いわけだから、胴長の一般人が着たらもっと短くなるのだ(笑)。ほどほどの着丈が無難である。

英国系に見られるシングルブレストのピークドラペルもビジネスにはどうかと思う。ノッチドラペルのほうがソフトな印象を与えることができるのでビジネス向き。

あと、夏素材に多いモヘア混&シルク混の服地も、適度な光沢なら涼感があっていいが、極端にシャイニーなものは駄目。

そこまでギラギラさせていいのはモッズと横山やすしファンだけね。←俺じゃん。

次のページは、「無理のないシルエット、肩まわりは楽か」です
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