スーツ・ジャケット/ファッション小物

1980年代風のプレッピーなシャツ

ここのところ気分は1980年代。正確にいうと1970年代後半から1982年頃まで。世の中プレッピーブームなのに、まともなドレスシャツがないので、テーラー・ケイドでオーダーしました。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

プレッピーなシャツができました。


テーラー・ケイド
テーラー・ケイドの山本氏に採寸してもらって、完成したクレリックシャツ。プレッピーというかニューヨークトラッドというか。1980年代の匂いがするでしょっ。価格は1万8000円くらいでした。生地や仕様によって価格が変わります。

テーラー・ケイドでシャツをオーダーしました。衿と身頃の色が違う、いわゆるクレリックシャツで、生地はロイヤルオックス。衿と袖口はホワイトで、身頃はピンクという組み合わせ。

こだわったところは、衿をラウンドカラーにしたこと。あと、袖口をダブル・カフでなくシングルにしたこと。

これによりとってもプレッピーな雰囲気のシャツになりました。1980年代前半のプレッピー黄金期の頃はこんなシャツが既製でありました。

このタイプのクレリックシャツはスーツだけでなくブレザーとも相性がいいので、コーディネートの幅が少しだけ広がります。

今なら1980年代に流行ったポロブルックス ブラザーズ、バリー・ブリッケンあたりの太めのチノーズ(チノパン)に合わせたい気分ですね。

映画「アニー・ホール」(1977)でウディ・アレンが穿いていたパンツのシルエットは参考になります。

FAIRFAX COLLECTIVE
少し前に買ったFAIRFAX COLLECTIVE EXPRESSLY FOR ISETANのニットタイ。ドット(水玉模様)もニットタイだとプレッピーな雰囲気になります。私物。

足元はハリソンのアーガイルソックスの復刻版に、ウォークオーバーのダーティバックスとか雰囲気かも。初秋のコーディネートに良さそうですね。

ネクタイをする場合は定番のニットタイが一番似合います。とくにブラウン系のシルクニットタイはピンクのシャツとよくマッチするし、意外と涼しく見える色。サマーシーズンの着こなしにきっと役立つ色だと思います。

ニットタイは無地が基本ですが、水玉模様をあしらったタイプなんかはプレッピーな雰囲気いっぱいでおすすめです。

シャツのお問い合わせ先
テーラー・ケイド
http://www.tailorcaid.com/
東京都渋谷区渋谷3-28-15 第5野口ビル206号
TEL&FAX 03-5467-3088

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