好みの生地と型を選んでオーダーする
壁面をうまく使ってディスプレイしてある。どういったスーツになるのか、ある程度予想がつくというのはやはり安心感がある。写真には写っていないがゲージ(サンプル)のサイズも豊富に揃っている。 |
基本となる型はあるが、ジャケットのボタン数などは選べる。ボタンは2つボタン、3つボタン(中1つがけ)、6つボタン(2つがけのダブルで1万円増し)。
ベントは基本的にサイドベンツだがセンターベントも可能。もちろん本切羽(本開き)もできる。
トラウザーズはボタンフロントというクラシックな仕様になっている。 |
トラウザーズはタックの有無、インプリーツ、アウトプリーツも選べる。基本的にベルトをする仕様で、股上を浅く・深くすることもある程度はできる。
生地は、ボアー・ローバック、スキャバル、ミノバ、エドウィン・ウッドハウス、ドーメル、ロロ・ピアーナ、エルメネジルド・ゼニア、カルロ・バルベラ、カノニコ、ユーロテックスなど、イギリスやイタリアの生地が豊富に揃っている。
なかでもおすすめはユーロテックスで、この生地を使ってスーツをオーダーすると、26万2500円(税込)~。ジャケットだと13万6500円(税込)~。参考までにゼニアとバルベラの生地でスーツをオーダーすると、25万2000円(税込)~。
数ある生地のなかでもおすすめはユーロテックス。この生地を使ったスーツで26万2500円(税込)~。ジャケットで13万6500円(税込)~。価格は生地のブランドによって変わってきます。 |
納期は、仮縫いまで約1週間、本縫いまで約2週間。お渡しまで約3週間。ただインポートの生地の場合は現地から取り寄せるため3日間ほど余計にかかるそうで、お渡しまで24日間ということである。
3週間ほどでできるので、まだ夏物も間に合う。気の早い方は秋物をオーダーしてみるのもいいかも。
トラウザーズのヒップ部のダーツが斜めになっている。これは近藤氏がVick tailor(フルオーダー)で使うテクニックと同じ。こだわりのディテールが工房縫製にも生かされているというわけだ。 |
ちなみにトランクショーのときは近藤氏が店頭に立つので、彼に採寸・体型補正してもらいたい方は、それに合わせて来店するといいだろう。
お問い合わせ先
【新宿高島屋 オム・メゾン5階 スタイルオーダー Guild Hall by Takuya Kondo】
TEL 03-5361-1111(代表)
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/
[関連リンク]
▼Vick tailor 近藤卓也氏 前編
▼Vick tailor 近藤卓也氏 後編