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ルチアーノ・ロンバルディの極上シャツ!(2ページ目)

いいシャツに国境はない! ということで今回はナポリのルチアーノ・ロンバルディを紹介します! ここのプレタポルテ(既製品)は価格もお手頃なので、これから社会人になる若い人にぜひ着てもらいたいです。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

余裕があれば、フルオーダー(ス・ミズーラ)を


フルオーダー(ス・ミズーラ)
フルオーダー(ス・ミズーラ)の襟型のサンプルです。これでも一部だそうですよ。芯地の硬さなんかも選べるようです。次回の受注会の予定などはイタリカジャパンに聞いてください。
フルオーダー(ス・ミズーラ)は受注会が開催され、フィッターとしてコスタンティーノ・プンツォ氏が来日し、採寸から仮縫いまで行ってくれます。

最初は2枚からの注文で、次回からは1枚でも可能。また体型さえ変わらなければ、前回採寸したデータを現地に送って作ってもらうこともできるとか。

このフルオーダーのシャツに限ってコスタンティーノのネームタグがつきます。もちろん縫製はロンバルディの工場で手掛けます。

1枚の価格は6万7200円(税込み)。繰り返しますが最初は2枚からですよ!


フルオーダー(ス・ミズーラ)
フルオーダー(ス・ミズーラ)のカフ型のサンプルです。手前の美しくカーブしたカフが素敵です。コスタンティーノ氏もこれに似たカフのシャツを着ていますね。
さて、コスタンティーノ・プンツォ氏についてもう少し詳しくいうと、あのロンドンハウスで働いた後に独立して現在のモデリストになった方です。

これまで数多くの日本人を採寸していますから安心できます。

とうぜんですが、かなり美意識の高いお洒落な方です。2年前の某ファッション雑誌によると靴にもこだわりがあって、ローマのガットでオーダーされているようです。ちなみにマリオ・カラチェニもガットのようですね。

コスタンティーノについては、イタリカジャパンのサイトに詳しく書かれています。勉強になりますよ。

話をフルオーダーに戻しますね。このあたりのクラスになると、さすがに生地も贅沢なものを選べます。

たとえばキートンのシャツ生地としても有名なカルロ・リーバの生地を選んでみるのもいいですね。こういう高級生地は手縫いがよく似合います。

まずはネットでプレタポルテのマシンメイド1万8900円(税込み)ですね。少しくらい無理して高いのを買ってください(笑)。

ボクがよく着ている国産のコンブリオだって1万5000円くらいはしますから。


シャツにもう少しお金をかけましょう


プレタポルテ専用の箱
こちらはプレタポルテ専用の箱です。19世紀の紳士と思われる人物が描かれ、けっこう贅沢な雰囲気です。箱だけでも欲しいところです(笑)。ちなみにフルオーダー(ス・ミズーラ)の箱はもっとシンプルです。
これは持論なんですけど、スーツよりも、腕時計よりも、まずはシャツと靴にできるだけお金をかけたほうがいいです。

どちらも肌に近いアイテムなので着心地、履き心地を把握しやすいです。

とくにシャツはスーツに隠れてて、周りからはVゾーンしか見えません。つまりシャツは見せるためというよりも、自分が楽しむために存在しているような気がします。

だからこそシャツにお金をかけている人は本当のお洒落なんです。靴同様に悦楽度数の高いアイテムですからね。

今回紹介したルチアーノ・ロンバルディは数多くあるイタリアのシャツブランドのなかでも別格といっていいシャツです。

フルオーダーだけでなく、プレタポルテがあるのは本当に有り難いことです。


商品のお問い合わせ先は、
イタリカジャパン
東京都千代田区紀尾井町3-29 フルヤビルディング1F
(1Fがショールームです)
TEL 03-3221-3271
http://www.italica.jp/
※イタリカジャパンのWeb Shop内に、まだシャツの画像が紹介されていない場合は、お手数ですが直接電話にてお問い合わせください。
【編集部おすすめの購入サイト】
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