シャツの首まわりと袖丈の関係
シャツに付いているタグを見ると、こんな数字が表記されていますよね。これは首まわり39センチ、裄丈83センチを意味しています。写真はコンブリオのタグです。 |
日本の既製シャツの場合、首まわり39センチに対して、裄丈83~84センチが多く、ボクのようなオヤジ世代ならこの裄丈でも十分です。
しかし若い世代なら85センチ以上という人もけっこういます。ちょっと高いですが海外ブランドものを選ぶか、メーカーズシャツ鎌倉のように首まわり39センチに対して、裄丈87センチのシャツをちゃんと揃えている親切なブランドを選ぶしかないです。
困るのが裄丈83センチでも袖口が手の甲までズリ落ちてしまう人。あまりにも袖が長いときは裄丈詰めをお願いするしかないですが、少しくらいなら袖口にもう1つボタンを縫い付けてしまうのも安上がりです。
つまり袖口のボタンの横に似たボタンを取り付けることで、手首まわりをギュッと締めつけてしまう方法です。
袖口に2つのボタンが配されているアジャスタブル・カフ。内側のボタンで留めれば少し長めの袖も調節できます。ついていない場合は自分でつけると便利です。コンブリオ。私物。 |
もっと困るのがフレンチ・カフ(ダブル・カフ)の既製シャツの場合で、袖が長いとだらしなく見えてしまうし、シャツガーターやアームバンドで調整するのも面倒です。
そんなときは潔く裄丈詰めをするか、いっそパターン・オーダーで誂えてもらうのがいいでしょう。
既製シャツとはいえ、首まわりと裄丈がぴったり合っていると端正に見えるものです。
[関連リンク]
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