3針腕時計
左はグランドセイコーのクオーツ。年差の世界ですから時刻合わせの必要なし。急いでいるときはこれを選びます。右はIWCの自動巻。清楚な顔が気に入っています。文字盤はシルバーか白がシンプルでいいです。ともに私物。 |
多くの男性は機械式腕時計にハマると、ズルズルと腕時計地獄に落ちていきます(笑)。かならず落ちます。最初は1本、そして2本とだんだん増え続け、多い人で10本以上所有することも・・・。
機械式腕時計は20万~30万円が購入する際のひとつの目安になります。現行モデルの場合、定価30万円でも20万円くらいで買えたりします。このクラスになると自動巻きのステンレス製のクロノグラフも購入できるでしょう。
この男心をもてあそぶクロノグラフがくせもので、3年~5年後には覚悟がいります。というのもオーバーホール(分解掃除/以下OH)をしなくてならないからです。ブランドによってその価格もマチマチですが、普通の3針モデルに比べると、かなり高いです。
考えてみれば当然で、長針、短針、秒針しかない3針モデルと、ストップウオッチ機能がついているクロノグラフが同じ価格でOHできるわけがないのです。
ボクが持っているクロノグラフは手巻きのオメガ スピードマスターのみ。もともと好きなブランドということもありますが、OH代が手頃なんです。それに比べると、ロレックスのデイトナはもっと高いと思います。
たしかにクロノグラフに代表される複雑時計は魅力ですが、シンプルな3針モデルも飽きることがなく、意外とカジュアルなスタイルにも似合います。超一流ブランドは別ですが、そこそこ名の通ったブランドものでも、3万~4万くらいでOHできると思います。
クロノグラフを何本も持って、OH貧乏になるよりも、上質のスーツに3針モデルをさりげなく合わせているほうが生き方としてスマートです。
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藤井鞄
ブライドルレザーを使った手縫い鞄です。こちらは既製の手縫いモデルですが、フルオーダーがメインです。価格37万8000円(税込み)。2004年9月8日当時。 |
まだ藤井鞄でオーダーしたことはないですが、いつかは作ってもらいたいですね。たとえ購入しなくても、モノを見るときの基準がぐっと厳しくなります。
その昔、日本でも手縫い鞄が当たり前の時代があったと思いますが、その頃はまだデュプイといった名門タンナーの高級革は入ってなかったはず。
そう考えると今こそ、優れた技術力をもった鞄職人に、最上質の革で作ってもらえるチャンスなんですね。
商品のお問い合わせ先は、
【藤井鞄】
http://fugee.jp.jp/
東京都渋谷区鶯谷町18-8 亀山ビル101
TEL/FAX 03-5489-2279
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