革鞄の魅力を知る
藤井鞄の手縫い鞄。こういう定番モデルを手縫いで作ってもらう。既製鞄にはない美しさがある。 |
でもナイロンバッグは耐久性があるようで、意外と短いような気がする。内側のコーティングが剥離してきたり、長年使っていても風合いというのが出てこない。
その点、上質の革は年とともにいい感じに変化していく。毎日重い革鞄をもって通勤するのはキツイ。
週に1、2回だけでも革鞄にしてみてはどうだろうか? それだけでも着ているスーツが、というよりスーツを着ている人物が高級に見えてくる。
【藤井鞄】 (ふじいかばん)
TEL/FAX 03-5489-2279
http://fugee.jp.jp/
ちょっとその結び目、太くないですか?
ボッテリと野暮ったい太結びから、プレーンノットに。これだけでVゾーンの印象もスッキリとする。スーツ、シャツ、ネクタイ、すべてテーラー・ケイド。 |
たしかにワイドスプレッドカラーのシャツには正しい結び方である。しかしネクタイの生地が肉厚になったいま、プレーンノットでもボリュームが十分出るはず。
今年注目のレジメンタルストライプのネクタイ。ベーシックな柄だけにセンスが問われるところ。「普通のアイテムを普通に着こなしているように見せる」。これが高いレベルのセンスです。ネクタイ/テーラー・ケイド。 |
今年はレジメンタルのネクタイが注目ですね。トラッドファンとしては嬉しいかぎり。
イタリア系のボッテリとしたネクタイも悪くないけれど、レジメンタルのレップタイやニットタイといった、馴染み深いアメリカントラッド必須アイテムのほうが、かえって新鮮です。
【テーラー・ケイド】
TEL 03-5467-3088
http://www.tailorcaid.com/
プレーンノットと相性のよいタブカラーのシャツ。ネクタイの幅も少し細めがいいですね。シャツ/フェアファクス コレクティブ。 |
【フェアファクス コレクティブ】
TEL 03-3497-1281
アンチ超高級機械式腕時計!
ボクは高い機械式腕時計は買いません。というか買えません。買っても定価30万円クラスのものを中古で購入し、オーバーホール(以下OH)代を値切り倒すのが精一杯です(笑)。
現行のフランク・ミュラーやパネライ、ジラール・ペルゴ、ブレゲといった超高級機械式腕時計に憧れても、実際に買えないし、後のOH代を考えると、とても所有するに値しない人間だとわかります(苦笑)。
そんな庶民の強い味方が、アンティークの機械式なのですねー。しかもOH代が一番安い3針の日付表示なし!
1950年代と思われるモバードの手巻きモデル。同社のクロノグラフ系は高いけれど、3針はまだまだ安いです。秒針は短いから後付けかも。超高級機械式腕時計だけが腕時計じゃないぞ! |
ボクのようにジャンクものから探すのは、中身のコンディションが良くないものが多いので、ちゃんとした店で、安いものを狙って買ってくださいね。
腐ってもモバードというところがポイントで、これがアメリカのブランドだったらあまり威張れません。
IWCやミネルバだったら、もっと威張れます。ただし理解してくれるのは時計マニアだけですが・・・。
前述した超高級機械式腕時計の所有者は、袖口から(本切羽を開いて)大胆に見せる気がしますが、アンティーク派は、チラッと見せるような気がします。
そこがインテリジェンスというか、センスの違いだと思いますね。