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梅雨どきに最適な「撥水スーツ」の最終結論(2ページ目)

梅雨の季節がやってきました。普段はパリっとしているスーツも、雨の日は湿気を吸って生地が重たくヨレてしまい、だらしなく見えがちです。そこで使える「撥水スーツ」をご紹介しましょう。

池田 保行

執筆者:池田 保行

メンズファッションガイド

撥水効果抜群のナノテク・テキスタイル

ドメール
雨滴が生地の表面をコロコロと水滴が転がっていきます。生地に水分が浸み込みにくいので、梅雨時もドライなタッチはそのままです
今回デビューした「アクアプラン」は、スーパー130'sクラスのウール原毛にナノテクレベルで撥水加工を施しています。そのため高級繊維ならではの、エレガントなラグジュアリー感と機能性を併せ持った服地となっています。

一般的な撥水加工は生地の表面にコーティングすることで膜を張る加工が多く、これは少々通気性に劣るのですが、アクアプランは10億分の1という単位の繊維粒子に直接加工をしているので通気性も抜群。また、環境にも影響のない加工剤を使用しているため、服地を水や汚れから守るだけでなくエコロジーにも配慮されています。

どれぐらい撥水効果が高いかというと、以前ここでもご紹介した銀座のテーラー、ヴェスタ バイ ジョンフォードさんのブログですごい実験をしているので、ぜひご覧ください。

多種多様な生地のラインナップ

つねにラグジュアリーな気品を演出できるという「永遠のエレガンス」をコレクションテーマにし、伝統的な柄からトレンド柄まで多彩な57種をラインナップしています生地は伝統を重んじる英国製だけに打ち込みがしっかりしていて張りもあります。よくある撥水生地より遥かに高級感があるため仕立てたときの違いは一目瞭然。イタリア生地ではときどき見られますが、機能性を備えた英国生地は非常に珍しいものだけに世界的なヒットが見込まれるテキスタイルです。

良質な生地と仕立てのスーツは、多少の雨に濡れても乾けばほぼ元どおりに戻りますが、安価な生地と仕立てのものだと劣化が早く耐用年数も短くなります。接着芯が剥がれて水泡のように浮きができる「バブリング」の原因にもなってしまいます。

夏用スーツというと、薄く軽い生地を使って芯地も薄手のものを使ったものを選びがちですが、「撥水」をキーワードに選ぶ高級生地という選択。アクアプランなら実現できますよ。

■ドーメル青山店
TEL:03-3470-0251
営業時間 12:00~20:00
定休日:日曜・水曜
HPはこちら

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