ビジネスに華美なスーツはNGですが、地味すぎるスーツでは仕事のモチベーションを上げてくれることもないでしょう。そこで、20代~30代のトレンドに敏感なビジネスマンにオススメしたい、仕立ても生地も上質なスタイリッシュスーツをランキングしてみました。
第5位:ナノユニバースのスーツ
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スーツ8万2950円(スピットルフィールズ オブ クラシック)、クレリックシャツ1万5750円(イード アンド レイヴェンスクロフト)、タイ1万5750円(フランコ ミヌッチ/以上ナノユニバース 銀座tel.03-5829-8861)photo石井幸久 |
カジュアル系セレクトショップとして名高いナノユニバースですが、じつはオリジナルのスーツを展開しています。このスーツが、かなりよく出来ています。パッと見はシックな印象ですが、ラペルの返りが優雅な曲線を描いているあたりに上質のほどが感じられます。ロロピアーナの生地を使い、部分的にハンドフィニッシュを用いた仕立てが軽さを実現。若い人はもちろん、クラシックなスーツを着なれた大人も満足できるはずです。
第4位:エディフィスのスーツ
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シャドーストライプのスーツ6万5100円(ラフィネ)、シャツ1万1550円(エディフィス)、タイ1万3650円(ロバート ゴドレー/以上エディフィス 渋谷 tel.03-3400-2932)photo石井幸久 |
エディフィスのオリジナルブランドである「ラフィネ」は、モードを意識したクロージングラインです。光沢間ある素材使いに細身のシルエットを持つこのスーツ、職種は選びますが、若々しく斬新なビジネススタイルといえそうです。ラペルやアーム、ポケットのフラップまで細く仕上げているので、シャープなシルエットをさらにスキニーに見せるんですね。これで7万円を切るとは、かなりリアリティある価格ではないでしょうか。
第3位:スーツセレクトのスーツ
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スリーピーススーツ2万9400円、シャツ4095円、タイ3045円(以上スーツセレクト)photo石井幸久 |
2プライススーツブランドの中でも、とくにモダンなスーツを置くのがスーツセレクトです。この秋、クリエイティブ ディレクターに佐藤可士和さんを迎え、新たに生まれ変わりました。とくに話題なのが、ストレッチ混紡の素材を多用する「ブラックライン」。トップボタンから裾にかけて直線で引かれたラインは、クラシックなスーツには見られないまったく新しいデザインです。しかも3ピースでこの価格とは!
次のページは、第2位と第1位をご紹介します。