使いやすくて美しいレザーブランド、GANZO

コードバン、ブライドルレザー、クロコダイル、リザードといった素材を世界中から厳選し、その特性などに合わせてなめし方や製造方法を変えるなど、妥協なき追求を貫いて生み出した最高級のクオリティがGANZO(ガンゾ)の最大の魅力です。日本文化を知り尽くした職人の手によるきめ細やかさが、使いやすさ・美しさ・ぬくもりの共存を実現させています。
GANZO
GANZOの全アイテムに加え、GANZO fico、GANZO epoiなども揃えた豊富な品揃えが特徴。素材の説明なども詳しく提示されているので、見まわすだけで革小物に詳しくなれそうです。国産コードバンのウォレットは2万9400円。北米産コードバンは4万2200円。Photo:石井幸久
メインの素材のひとつはコードバン。と言っても、種類はいろいろあります。例えば、写真の下段にあるふたつ折りのウォレットは、北欧産の原皮を国内で仕上げたコードバンを使用しています。手間のかかる水染めを施し、オイルフィニッシュまで加えています。

上段のウォレットには、ホーウィン社製コードバンを使用。アメリカで唯一コードバンを作ることができるタンナーは、伝統的な技術を守り抜いています。特徴は、奥行きのある色合いと、オイルを多く含んでいるゆえのしなやかさや柔軟性。またウォレットの内革には、上質なイタリア産ショルダーヌメを採用しています。

ちなみに両ウォレットとも、コバ(革の裁断面)は「切り目本磨き」でシャープに仕上げています。量産品でよく行われる「へり返し」(革の端を折り返して縫う方法)とは異なり、コバを裁ち落としで仕上げ、何度も磨きをかけているのです。一流の職人だからこそできる技法は「へり返し」に比べ何倍も手間が掛かりますが、コバを薄く美しく、上品に仕上げることができます。
GANZO
ディスプレイのすぐ隣に作業ブースがあり、その向こうにレジがあります。アトリエとショップが一体化した空間が独特です。Photo:石井幸久
「お客様と近い距離感で、GANZOのモノづくりへの情熱と細やかな職人技をお伝えし、お客様のご希望をじっくりと伺いながら、最高品質のアイテムを創り上げていきたい」。そんなコンセプトは、ショップの一角に設けられたアトリエに表れています。そこで作られるのは…

次のページでは、青山店ならではのアイテムなどを紹介します。