コレクションを見れば、次の潮流がわかる
欧米や東京のコレクション情報は、来るシーズンのトレンドを知るのに欠かせません。業界関係者も参考にしている情報ソースは、みなさんにとっても有益な要素であふれています。自分にはどの流行が似合うのか、自分のスタイルには何を加えることができるか。そんな視点でコレクション雑誌を見ると、実際のコーディネイトにも参考になると思います。
『FASHION NEWS』。月刊不定期(年10回)、定価780円、INFASパブリケーションズ |
■FASHION NEWS(ファッションニュース)
ひと言で言えば、マニアックなまでのコレクションマガジンです。パリ、ミラノ、NY、ロンドン、東京などで開催される各コレクションを、ランウェイからバックステージまで豊富な写真で紹介。各ブランドについての解説はもちろん、デザイナーやヘアメイクアップ・アーティスト、モデルのプロフィールまで掲載しています。さらに、ショーで使用された曲のデータベースも充実。男性向けの別冊も年2回程度発行されていますので、それだけでも充分な情報量です。
『gap PRESS』。(コレクション速報)定価1500円程度、ギャップジャパン |
■gap PRESS
パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京、マドリード、バルセロナ、サンパウロという世界8大都市で年2回発表されるプレタポルテのコレクション情報を発信。幅広いトップモードシーンを速報的に伝えてくれます。各コレクションの解説とともに、独自の視点で注目デザイナーなどもピックアップ。鮮やかなビジュアルでコレクションの全貌を再現しているので、見ているだけで楽しくなります。全デザイナーのプロフィールも付いているのも親切。男性は、年2回2冊ずつ発行される『gap PRESS MEN』を買うのがおすすめです。
『WWD JAPAN』。毎週月曜日、定価500円、INFASパブリケーションズ |
■WWD JAPAN(ダブルダブルディー ジャパン)
ニューヨーク紙『WWD』の翻訳記事から国内外のアパレル情報まで、あらゆるファッション情報を網羅したファッション週刊誌。雑誌よりも新聞に近い存在です。業界情報から貴重なマーケットデータ、商品情報までも満載で、バイヤーやマーチャンダイザーといったファッションのプロから、ファッション好きな一般の人まで、幅広く読まれています。年間を通じて読めば、かなりのファッション通になること間違いなし。タブロイド版なので、電車の中でも気軽に読めるのが便利です。またメンズ版の別冊も年2回程度発行されるので、それを読むだけでもトレンドが俯瞰できます。ちなみに“WWD”は、“Wemen's Wear Dialy”の略です。
雑誌の特徴のひとつは、情報が凝縮されている点。たとえ時間がない時であっても、現在のファッショントレンドを把握することができるはずです。
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