シックの新製品を試してみました(2ページ目)

小回りがきく３枚刃

シック ハイドロ３ ホルダー 替刃１個付 1050円（税込参考小売価格）

次に使ってみたのが３枚刃のこちらです。グリップも握りやすく、手にしっかりフィットします。適度な重さがあるので、肌に押しつけなくても深剃りできるのは、５枚刃とも共通です。

５枚刃と機能的に違う点は、当然ですが、刃の枚数が２枚少ないこと。それと、「フリップ式トリマー」がないことが挙げられます。

保湿剤の「モイスチャージェルBOX」もスキンガードも搭載しており、こちらも肌への負担を極力、減らす努力がなされています。


【ガイドの私見】
実はガイドのようにヒゲが濃くて、硬い人にはこちらの方が使いやすいかも。５枚刃に比べるとヘッド部分の幅が狭いので、小回りがきいて複雑な生え方をしている個所でも、剃りやすく感じました。
しかし、エッジや鼻の下の非常に剃りにくいところをきれいに剃ろうとすると難しかったです。新機能は無理としても、せめて従来の「デザインカッター」をつけて欲しかったです。

ほぼ１ヶ月使ってみた感想

刃のすべりのよさはピカイチ。初心者でも上手に剃れるでしょう

肌への負担を減らすという強い意志を感じました。“ハイドロ”という名前の通り、みずみずしくなめらかな剃り心地は、従来の製品よりも上だと思います。ただ「キレてなーい」でおなじみの「セイフティワイヤー」がないことに驚きました。これはシックを選んでいる人たちの最大級のポイントであったはず。ジレットとの最大の差はここにあった、とガイドは考えていましたから、やや残念な印象も。

確かに「スキンガード」や「ウォータースルー」などの新機能とは相容れない要素なので、仕方がないのでしょう。これは安心感と使い勝手のどちらを取るかによって、変わってきます。従来のセイフティワイヤーつきのシェーバーも引き続き販売されるので、不器用で切ってしまうという人はそちらの方がよいかもしれません。選択肢が増えたという点ではよいことですね。

保湿剤のジェルはややヌルつきがありますが、シェービング剤も要らないのでは？と思うほどのすべりのよさです。剃る時に面倒で、何もつけたくないという人にはぴったりでしょう。ぬるつきが気になる人には向きませんが。

ただ、前述したように、シェービング後になんのケアもしなくてよいということには結びつかない気がします。試しに、ヒゲ剃り後、何もつけずに30分ほど放置しましたが、カミソリの刺激に加えて顔を洗ったことによる乾燥など、やはりスキンケアの必要性は感じました。


【関連リンク】
･シックハイドロ
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