スキンケアで東京マラソンに勝つ！(2ページ目)

走りのプロ直伝のケア

アスリートに絶大な支持を受ける阿部康志コーチ

ここからはコンディショニングトレーナー兼、マッサージセラピストとして活躍する阿部康志さんに東京マラソンのために練習を積んでいる人にアドバイスをいただきましょう。

阿部さんはマラソンの聖地とも言われるコロラド州ボルダーでスポーツトレーナーとしての知識を得、現在は小出義雄監督率いる佐倉アスリート倶楽部で活躍をされています。あの高橋尚子選手や千葉真子選手などオリンピックランナーのサポートを務めてこられた阿部さんに、直前のケア方法を教えてもらいました。

血まめ、靴ズレ防止の足裏ケア

念入りなセルフケアが勝利へと導いてくれます

初めて出場するというビギナーさんにとって怖いのは血まめや靴ズレではないでしょうか。きちんと自分に合ったシューズを選ぶというのが大前提ですが、ケアの仕方でそれらを防止することもできるのだそう。

「足裏をマッサージすると血液の循環がよくなってむくみを防止してくれます。そうすると靴の中で足が必要以上にこすれることがないので、血まめや靴ズレの防止へと繋がります」と阿部さん。

方法はまず足裏全体を手の親指の腹で10回ほどほぐします。次にかかとに強めの刺激を親指で与え、さらにくるぶしの内側と外側を念入りに揉みましょう。

次のページではスタートラインつく直前にできるケアとレース後のケアについてご紹介します。