注目は3リッターツインターボ+7速DCT
リトラクタブルハードトップを採用した、2代目となるZ4。日本には最高出力306psを発生する3リッターツインターボエンジンにダブルクラッチトランスミッションの7速DCTを組み合わせたsドライブ35i(695万円)と、204psを発生する2.5リッターエンジンに6ATのsドライブ23i(523万円)が導入された |
新型ロードスター、Z4(E89)の注目ポイントは、ズバリ3つだ。
1:リトラクタブルハードトップの採用
2:直噴直6ツインターボエンジン+ダブルクラッチシステム搭載
3:走行モード別統合制御(ダイナミック・ドライビング・コントロール/DDC)を装備
である。
3シリーズコンバーチブルに続きZ4よお前もか!と個人的には思ってしまうが、アルミニウム製軽量開閉式ハードルーフを採用した。開閉時間はおよそ20秒だが、走行時は不可。2シータスポーツゆえ仕方ない気もするが、せめて30km/h以下くらいでも操作ができると嬉しい。最も気になる、ルーフという重量物の移動による走りへの影響、違和感をほとんど覚えさせなかったのは、さすが。
注目は、最上級グレード(sドライブ35i)の走りだろう(ちなみにsドライブはxドライブ=4WDとの対比語で、サルーン系以外のFRに使うのだそう。うーん、分かりづらい)。小型の、しかもBMWのロードスターモデルにオーバー300psの直6ツインターボ搭載と聞いて、期待しない走り好きはいまい。しかも2ペダル7速ダブルクラッチシステムが組み合わされているのだから…。
車両の中心に集まるラインにより幅が強調されたリアデザイン。サイドターンランプやリアコンビランプにはLEDを採用 |
2分割式の軽量アルミ合金製ルーフが採用されたことで、遮音性は旧型より50%も向上。サイドウインドウは約40%、リアウインドウは約50%も大きくなっている。全長4250×全幅1790×全高1290mm |
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