人気のPNDを携帯性重視で選ぶなら
人気のメモリーナビやPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)は、価格の安さ、手軽さ以外に、携帯できることもメリットのひとつ。ま、最近はレンタカーのほとんどにカーナビが標準装備されているから、旅に携帯する必要もないかもしれないが、レンタカーに装備されている使い慣れないナビの操作にいらいらするよりは、ふだん使用しているカーナビを携帯したほうが使いやすいという考えもある。そこで、携帯性という観点でメモリーナビ&PNDを見てみると……
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これはクラリオンのDTR-P7DT。取り付けスタンドが大きい |
本体はコンパクトなメモリーナビ&PNDだが、取り付けスタンドや電源キットなど、その他の付属品も携帯しなければいけないことを考えると、けっこうな荷物になる。先日、ある取材で5台のメモリーナビ&PNDを九州で試そうと思い、キャリーバッグに入れて運んだが、5台分の付属品だけで、機内持ち込みが可能なサイズのキャリーバッグのおよそ半分のスペースを占領してしまった。とくに取り付けスタンドに関しては、携帯性を考えていないものが多いようだ。
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ガーミンnuvi250のスタンドはコンパクト |
その中で、もっとも付属品がコンパクトなのはガーミンだ。スタンド自体がコンパクトな上に、ボールジョイントの部分でスタンドと本体装着用のアタッチメントが外れるので、小さくパッケージできる。これなら、旅行の荷物に加えてもじゃまにならないぎりぎりのレベルだ。逆にいうと、他は大きくて持って行く気にならない感じ。もしそれらを旅先で使いたいなら、汎用のコンパクトな取り付けスタンドを探したほうがいいと思う。
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