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クラリオンの新PND、DTR-P7DTレビュー(3ページ目)

前記事に引き続き、先ごろ発表されたクラリオン最新ナビのレポート。今回は6月発売予定の最新PND、DTR-P7DT。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


イラストガイドの追加で案内画面が充実

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高速道路入り口のイラストガイドが新たに採用された
案内画面も普通のナビに近づいた印象だ。というのは、高速道路の分岐イラストガイドや入り口案内が加わった効果が大きいと思う。またレーンガイドや方面看板案内、交差点名表示などの数も増えている。
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レーンガイドや方面看板案内の数も増加

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左端に1キロ先の情報を表示するのでルートを先取りできる

ライダーモードや徒歩モードが加わったのも楽しい。実際、バイクへの装着に対応しているのはBluetoothを内蔵し、ハンズフリー通話が可能なDTR-P50のみだが、進行方向を示す矢印と距離による案内は、クルマでの使用においても、こちらのほうが好みという人もいるだろう。
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ライダーモードは進行方向の矢印と距離を大きく表示。自車マークはバイクに変わる


エンタテインメント性充実でPNDとしての魅力がアップ

測位性能に関しては、残念ながら今回は検証できなかった。というのも、アプリケーションがまだ試作段階のもので、リルートが遅い、たまに自車マークが道から外れるといったことが多々あったからだ。このあたりは、量産モデルでは改善されているとのことなので、その言葉を信じたい。

いずれにせよ、高速道路と一般道が並行するような測位にとって厳しい道を走ったりしない限り、自車位置マークは正確に走っている道をトレースするし、案内に不満もない。交差点に近づくにつれて自動的に地図スケールがズームアップする機能も、慣れるとわかりやすい。

そんなカーナビとしての基本能力を持った上でエンタテインメント機能が充実。バッテリーでも4.5時間の使用ができるから、アウトドアでワンセグ放送を楽しむこともできる。ポータブルナビとPNDの違いを、カーナビだけではなく様々な用途があることだとすれば、DTR-P7DTはとってもPNDらしいモデルといえる。

【関連リンク】
・クラリオン
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