フォードGTに始まりポルシェGT3に・・・
山内さんの愛車、まずはあのフォードGT!一度だけ見かけたことはあるが、私もこうしてじっくり拝見するのは今回が初めて。 |
抑揚の効いた、低く美しいボディ。 |
まずはフォードGT!60年代にルマンなどで活躍したあの伝説のGT40を、フォード創業100周年を記念して、現代に甦らせたクルマ。「デトロイトに行った時に、フォードのハイパフォーマンス部門、SVTに遊びに行きました。その時にまだ発売前のGTを見せてもらい、『自由に乗ってきていいよ』と言われサーキットを走ったんです」。
機能的でありながら、アメリカンドリームカーらしいインテリア。 |
フォードGTは550hp、最高速度205マイル/h=330km/h、価格は14万ドルのスーパーカーだ。「乗ってみたらマッスルカーというよりは繊細で、しかも最高に楽しいクルマ。レーシングカーが美しいと感じられる最後の世代の、その雰囲気を現代に再現したクルマです。その場でオーダーしました」。
「タイムが速いだけじゃなく、そのタイムの質が素晴らしい」と山内さんが言うポルシェGT3。 |
次にポルシェGT3。「ボクは元来国産車好きなんです。でも『欧州車は別に速くはない、でもいい』って聞いて、一度乗ってみようと思ったんです。で、とある機会にポルシェ993に乗ってみたらいいんですね。タイムが速いだけじゃなくて、タイムの質というか・・・。ボディ剛性も素晴らしいものでした。走行性能に秀でているのに乗り心地もいい。ブレーキの効きも抜群でした」。
室内にはロールケージが。 |