中古車/おすすめの中古車

20万円以下で選ぶM・ベンツCクラス(2ページ目)

今年もしばらくは低価格車が人気になる気配。そんな中で見つけたのがM・ベンツCクラス(旧々型)。国産の軽自動車を買うのがバカらしくなるその価格と内容に、争奪戦は必至の気配!?

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

AMGのC36やC43も100万円以下から狙える

M・ベンツCクラス インパネ
エントリーグレードのC200は、当初ウッドパネルがありませんでしたが、途中から備わりました。他のグレードはもちろんウッドパネルを備え、C280スポーツラインはウッドの代わりにカーボン模様となります
先ほどオートクルーズなどの装備について話しましたが、もう少し見ていきましょう。小さくてもM・ベンツらしさは、まだまだたくさんあります。例えば1997年のマイナーチェンジ時のカタログを見ると、エアバッグはサイドエアバッグも全車標準です。さらに4輪のうち1つでも空転を感知するとエンジン出力や駆動輪へのブレーキなどをコントロールしてホイールスピンを抑えるASR(アクセレーション・スキッドコントロール)を装備。これはコーナリング時のスリップにも効果を発揮し、事実ASRはその後M・ベンツの横すべり防止装置であるESPへと昇華していきます。

「シャーシはエンジンよりも速く」というM・ベンツ伝統の思想に則り、剛性感の塊のようなボディを持ち、フロントはダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクというEやSクラスと同じ足回りが奢られています。M・ベンツに一度でも乗ったことがある人なら、乗れば「あーM・ベンツだなぁ」と感じる乗り心地や静粛性を誇ります。

こうした普通のM・ベンツを、20万円以下で味わうのも中古車ならではの楽しみですが、中には「もう少しお金を出してもいいから、ちょっと変わったやつ、ない?」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方にオススメしたいのがAMGのC36です。280ps/39.2kg-mの直6の3.6LをCクラスにぶち込んで、後席は潔く2名のセパレート席に改め(つまり乗員定数は4名)、品の良いエアロで身を包んだC36は新車時950万円もしましたが、今や100万円以下から見つけることができます。

AMG C36 フロント
C36は大排気量エンジンに合わせてサスペンションも強化されています。また白黒ツートーンのステアリング、ブラックウッドパネル、黒の本革シートなどインテリアもシック
AMGはさらに4.3LのV8を搭載したC43、さらには347ps/52.0kg-mを誇る5.5LのV8をフロントノーズに隠し持つC55もデビューさせました。小さなボディからは想像できないほどのド迫力のエンジンを積みながらも、見た目はどこまでも品良く。もちろんひとたびアクセルを踏み込めば、後ろから蹴飛ばされたかのような強烈な加速感が味わえます。C43も100万円以下から見つかりますが、C55はさすがに人気が高く、10万km超で250万円というのが、原稿執筆時点での最安値です。

100万円以下から選べるというお手頃感が、C36をオススメする最大の理由ですが、今や希少価値の直6エンジンというところもポイント。先述したビンテージ感が漂うというのはV6やV8ではなく、直6ではないでしょうか。控え目なエアロにザッツ“セダン”的なスタイル、上質な本革シートにブラックウッドを備えるなど、アクセルを踏み込まない限りC36が熱い魂を隠し持つ猛獣だなんて、誰にもわからない。そういうところが個人的には大好きです。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

【関連リンク】
カーセンサーnet
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます