装備の充実ぶりや値落ちを考えれば450GTが買い!
本革シート、助手席オットマン機構、冬の温風だけでなく夏は冷風も出してくれる前席エアコンディショニングシートは450GTに標準、他はオプションで用意されています |
ところがその差は中古車価格ではほとんどありません。燃費や自動車税で有利な2.5Lモデルのほうが人気のため、3.5Lや4.5Lがお買い得になっているのです。しかし排気量の大きいほうが当然装備が充実しています。例えば350GTに標準装備で250GTにないものを上げてみるとキセノンヘッドライト(250GTはオプション)、アダプティブAFS、電動チルト・テレスコステアリング、後席エアコン吹き出し口(オプション)、助手席パワーシート(オプション)…等などです。
量産車初となる19インチは450GTと350GTそれぞれのスポーツパッケージのみが履きこなします。当然専用のサスペンションチューンが施され、またリアアクティブステアもこの2車のみが備えました |
そんな450GTが、さきほど言ったように178万9000円から見つかります。250XVの最安値が128万円/2006年式/10.8万km/修復歴なしですから、新車時の200万円以上あった差が50万円にまで縮まっているのです。確かに燃費や税金を考えれば2.5Lなのでしょうが、せっかく「日産の最先端技術を…」というフーガに乗るなら、中古車でオトクになっている最上級グレードに乗るほうが賢いと思いませんか?
また、200万円も出せば人気のミニバンも買えますから「そんな最高級セダンなんて、今の生活に不釣り合いだし…」なんて思う人もいるでしょうが、ただでさえ節約節約で息が詰まるこの時代。何でもかんでも縮こまっていて、楽しいでしょうか。車に乗る楽しさまで、忘れちゃったんじゃないんですか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
【関連リンク】
カーセンサーnet