順調に値落ちし、物件数も多いので選びやすい

スバルレガシィツーリングワゴン フロント
ターボエンジンは新たにツインスクロールターボを採用。ATはシフトゲートを備え、マニュアル感覚が楽しめます。なおNA車は4AT、ターボ車は5ATです。サスペンション取り付け部の剛性アップなど、操安性と乗り心地の進化が図られました
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はスバルレガシィツーリングワゴン(旧型)です。最近は中古車に入ってくる、いわゆる“タマ”が少ないため、多くの車が底値をキープしてなかなか値落ちしないのですが、そんな中で順調に値落ちしている一台がこの車です。

今年5月に登場した新型は、北米市場をメインに考えているかのような大型化を果たしました。そして、売れています。そのおかげや、もともと人気車種ということもあり、旧型は中古車市場で増殖中。ですから順調に値落ちしています。原稿執筆時点で、下は25万円から見つかります。100万円以下で探してみると149台あります。その中心はノンターボですが、ターボの2.0GTや3L車も十分選ぶことができます。レガシィファンの方は、今すぐチェックすべきです。そこまでレガシィって知らないんだよなぁという方は、もう少しお付き合いください。

旧型レガシィツーリングワゴンが登場したのは2003年5月。最初は2LのNAとターボ車だけでしたが、同年9月には3L車が、さらに2007年11月には2.5L車が追加されました。2Lと2.5Lは4気筒、3Lは6気筒で、もちろん水平対向エンジンです。

スバルレガシィツーリングワゴン インパネ
ドライビングのために、あえてタイト感のあるコックピットとされました。オプションのマッキントッシュサウンドシステムは全面新設計され13個のスピーカーを備えるなど、より良質な音に
個人的には歴代で一番美しいレガシィだと思います。大きさも、3ナンバーサイズにはなりましたが、新型よりは当然コンパクトで十分扱いやすいサイズです。ミニバンブームに押されて、他社のワゴンは衰退を余儀なくされましたが、レガシィだけは相変わらず売れ続けました。それだけ魅力のある、名車なのです。

新型が大きくなってしまった今、この手のサイズは実はもうないのです。3サイズは全長4680mm×全幅1730mm×全高1470mm。ホンダアコードツアラーですら全長4750mm×全幅1840mm×全高1470mm。新型はアコードツアラーよりちょっとだけ小さい程度です。

初代からレガシィを知っている方は、例え全幅がわずか30mmはみ出して3ナンバーになってしまった旧型を「大きい!」と言ったものです。それが今では…。

しかし、名車とはたった6年程度でその魅力に陰りが出ることはありません。レガシィの実力を次ページでたっぷりと見てみましょう。