高級装備満載ゆえ、お買い得感はさらに高い
前席はシートヒーター付き。後席へのアクセスを容易にする、イージーエントリー機能付きです。またナビゲーションで案内ルートを設定した際、進行方向をメーター内のマルチファンクションディスプレイに表示することもできます |
今回ご紹介している2代目CLKは、Cクラスより全長が105mm長く、10mm幅があります。フロントマスクもCよりはEに近い顔になっています。またスリーポインテッドスターは同社のクーペであるCLやSLクラスと同じく、フロントグリルに鎮座します。
左ハンドルのみというのも、中古車価格を押し下げた要因でしょう。しかしレクサスISとほぼ同じサイズですから日本でも十分扱いやすい大きさですし、私の経験上、左ハンドルも一度慣れると、日本の道路で不都合を感じることはありません。路肩に寄せるときなどは左ハンドルのほうが便利なくらいです。
後席のヘッドレストに内蔵されたロールバーは危険を感知すると0.3秒で上昇し、乗員の安全確保を図ります。またリアシートは分割可倒式なので、長い物を収納する際に便利 |
シートは4座。リアはセパレートタイプですので、4人がゆったりと座れます。ソフトトップの開閉は約20秒。インナーに厚さ20mmのパッドを用いた三層構造のソフトトップは、クローズ時の高い断熱・遮音性能を発揮します。
これだけの装備で、M・ベンツのスペシャリティカーで、新車時より500万円も安くて、ライバルよりお買い得感が高いなんて、今は間違いなくおいしい時代です。みんなが低価格やエコカーに夢中だからこそ、熟した中古車が高価格帯に隠れているのです。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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