本革シート、カードキー&プッシュボタンなど装備充実
メーターパネルには平均燃費や走行可能距離などが見られるオンボードコンピューター付き。ちなみに写真は欧州仕様車の左ハンドルですが、日本仕様は右ハンドルのみです |
またV6のシートは本革で、運転席は電動パワーシート。リアウインドウと後席の窓にはシェードが備わります。ほかにはバックソナー、雨天感知式ワイパー、ヘッドランプウォッシャーなどがV6ならではの装備となります。まぁこれだけなら、そう大したことはないですよね。
ところが、2.0も標準で装備する内容がほかの100万円以下中古車とはちょっと違うのです。まず横すべり防止装置であるESP。運転席&助手席エアバック、サイドエアバック、さらにカーテンエアバック。緊急時のブレーキングではアシスト機能もついています。そのほかクルーズコントロール、左右独立オートエアコン、6スピーカー&CD一体型AM/FMラジオ、革巻きステアリング&シフトノブ、リアガラスハッチ、ルーフバー、ヒーター付き電動ドアミラー…と、快適&便利装備はかなり充実しています。
当時としては画期的な、カードキー&スタートボタンシステム。写真は左ハンドル仕様ですが、右ハンドル仕様はボタンもカードスロットも右側になります |
見た目は、悪く言えば没個性なのでしょうが、個人的にはコンサバで、スマートで大好きです。また大ぶりでたっぷりとしたシートと、フランス車らしい乗り心地は長距離運転でも疲れにくいという美点を備えています。トノカバー付きのスクエアなラゲージは、さすがMade in France。これが100万円以下から探せるなんて、日本はいい国です。といっても、台数が少ないので見つけたら即行動が必要ですけど。
もう一つ書き添えるなら、ルノー車なら日産のディーラーでも見てもらえるというメリットがあります。ルノーディーラーの多くが日産ディーラーの系列会社ですから。日産ディーラーは全国にたくさんありますから、万が一の故障だけでなく、部品の取り寄せが必要なときなども便利です。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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