安全装備としてはほかに、ロールオーバー・プロテクションシステムも用意される。これはAピラーに隠された強化チューブとリアシート後方のアクティブロールオーバーバーからなり、後者はECUが転倒しそうであると判断したときに、スプリングの力を使ってわずか0.2秒の早さで200mmの高さまで飛び出すというものだ。同時にフロントシートベルトのプリテンショナーも働くようになっているという。
エンジンはすべて1.6リッターで、ガソリンが自然吸気(120ps)とターボ(150ps)、そしてHDiと呼ばれるディーゼルターボ(110ps)の3種類。すべてハッチバックの207にも積まれているもので、ガソリンはBMW、ディーゼルはフォードとの共同開発だ。トランスミッションはすべてに5速MTが組み合わせられるほか、ガソリン自然吸気には4速ATの設定もある。
日本へはハッチバックが来年春に上陸予定ということなので、それに続いて夏から秋ぐらいにやってくるのではないだろうか。206CCからどのような進化を遂げているのか、早くチェックしてみたいところだ。
photo:Automobiles Peugeot
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