ルノー/その他のルノー車

ニュー・クリオ・ルノースポール発進!

新型ルノー・クリオ(ルーテシア)をベースとしたルノースポールの市販型が、ジュネーブ・ショーで発表された。ディフューザーつきのボディに197psのエンジンを搭載。現時点でわかっている内容を紹介しよう。

執筆者:森口 将之




クリオ・ルノースポール(RS)のボディは旧型と同じように3ドアのみ。サイズは全長3991mm、全幅1768mm、全高1484mmで、他のクリオと比べると幅がかなり広い。これはもちろん、フロント/リアフェンダーがワイドになったためだ。バンパー、サイドモール、ドアミラーがすべてボディ同色となるのは、旧型やメガーヌRSと同じ。ルノースポールのロゴがリアゲートとサイドモール前端につくことも共通している。



昨年の東京モーターショーにやってきたプロトタイプにもついていた、F1テクノロジーを受け継いだリアのディフューザーは、市販型にも採用された。ルーフエンドスポイラーなしで40kgのダウンフォースをものにしたという。フロントフェンダー後方のエアアウトレットもプロトタイプからフィードバック。エンジンルームの熱気を排出し、ボディサイドの空気の流れをなめらかにするなどの効果がある。



チャコールグレーのインテリアは、プロトタイプに比べるとオーソドックスになったが、コクピットまわりは赤いセンターマーク!を入れた本革巻きステアリング、アルミペダルとフットレスト、シルバーのセンターパネルなどでドレスアップ。7500rpmからレッドゾーンが始まるタコメーターには、ギアチェンジインジケーターがつく。

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