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クサラ&307WRCが北海道を走った! ラリー・ジャパン観戦記・2(2ページ目)

日本初のWRCとして、北海道十勝地方で開催されたラリー・ジャパン。前回に続いて、北の大地を疾走したフランス車たちの様子を、写真メインで紹介しよう。

執筆者:森口 将之



スペシャルステージ(SS)は、帯広から北東へ70キロほど行ったところにある、陸別のオフロードコースを使ったSS4を見た。観客が写っていないのは、ギャラリースペースが道からけっこう離れているため。ヨーロッパのように、間近で見られないのはちょっと不満だった。ドライバーはカルロス・サインツ。けっこう派手にスライドさせながら、抑えるところはしっかり抑え、きっちり速さに結び付けているのがさすがだった。



こちらはマーカス・グロンホルム。307はクサラと比べると、ひとつひとつの挙動があきらかにゆったりしているという安定志向で、設計の新しさを感じさせた。グロンホルムというと、走り出せばいつも全開が身上の人だったはずだが、クルマの特性のおかげで、あまり派手な感じはしなかった。



ラリー・ジャパンなのに、なんとフランス車で出ている日本人プライベーターもいる。そのうちの1台がこのプジョー206XS。このクルマ、大阪近鉄バファローズがスポンサーということでも話題だったが、スポンサーの話が決まったのは例の合併騒動が持ち上がる前だという。206WRCをほうふつとさせて、なかなかカッコよかった。
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