この値段でこれだけ遊べて目立てるクルマはない!

バリュー・フォー・マネーという言葉があるけれど、バリュー・フォー・目立つといえば、絶対、プルリエルだろう。プルリエル、という、口のなかでキャンディを転がすような可愛らしい語感だけれど、実際の意味はファンタジーのカケラもない「複数系」というフランス語。屋根がさまざまな形に変化することからつけられた、まったくもって「べた」なネーミングなのであった。

普段はフツーのキャンバストップコンパクトカーとして使える
屋根は幌でできたタイプ。電動でこの幌部分をじゃばらに開けると、いわゆるキャンバストップになり(誇り高きフランス人はこれを『パノラミックサルーン』と呼ぶ)、そのままさらにリアウィンドウまでトランク部分に倒しこむと、カブリオレになる。この状態で残っている、二本の屋根の枠(?)を、取り外すと、それはスパイダーになり、ここで終わりかと思いきや、トランク部分のドアを下方向に開けると、トランクが広くなってピックアップトラックのような風情ができあがるのだ。おお~。思わず感心してしまう。

いや、まあ、その目立つことといったら。ふつーに幌もたたんだ状態だって、屋根の枠(?)部分がボディカラーと違うシルバーなのでツートーンになり、人目をひくのに、くわえてこれだけ多彩に変化してくれると、ひと粒で2度美味しいどころか、4度も5度も美味しくて、めちゃお得な感じがしてならない。ただし。面倒くさがりやでオープンカーを買っても一度も屋根を開けたことがない率の高い日本のユーザーの場合、スパイダーにして走る人は少ないだろうな。いいところ、カブリオレ。ほとんどがパノラミックサルーンだろう。残念だけれど。

ルーフを外せばカンペキなスパイダースタイルに変身。ただしルーフピラーはクルマに積むことができないので雨が降ってこないこと祈って走る
それでも、ただ、乗っているだけで、国産コンパクトカーとはちょっと、いや、かなり違うわよビームを放っているスタイルは、かなり気になる存在なのである。

ちなみにこのクルマもセミオートマチック・トランスミッションなるシステムを採用。ATみたいに簡単に乗れるけれど、基本的に「クラッチを自動でつないでくれるMT」ゆえに、かなりスポーティ、でも、シフトチェンジのときに上手にアクセル操作しないと、単なるぎくしゃくした走りになるのが特徴。願わくば、屋根を全開にして、セミオートマを自在に操る淑女のみなさんがいっぱい登場してくれると素敵なんだけれど。

もう一度、書くけれど、このお値段でこれだけ遊べて目立てるクルマはありません。

関連サイト
シトロエンのホームページはこちらから。

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