シトロエンマニアの心をくすぐるDSシリーズ

シトロエンDS4

5ドアハッチのC4をベースとした、プレミムシリーズ「DS」の第2弾モデル。サイズは全長4275mm×全幅1810mm×全高1535mm。C4より全長は55mm短く、全幅は20mm広い。また最低地上高は25mm、トレッドは5mmアップした


シトロエンDS4

国内にはベーシックなシック(309万円)とよりスポーティなスポーツシック(345万円)をラインナップする

シトロエンの基本シリーズはC+数字の名前が与えられている。そこに、DS+数字のラインナップが加わった。それはどういうことかというと、Cシリーズでシトロエンブランドの拡散を狙い、DSシリーズで深堀するということ。言ってみれば、Cシリーズをベースに、シトロエンの伝統的な魅力であるデザインとテクノロジーのアヴァンギャルド性を強調したのがDSシリーズだ。

 
20世紀の名車のひとつにも数えられる過去のDSシリーズを思い出すマニアも多いと思うが、Cシリーズがよりコンサバなテイストに転じた今、日本のシトロエンマニアの心をくすぐるのは、間違いなくDSシリーズの方だと言っていい。

シトロエンDS4

ドライバーの頭上近くまで広がったパノラミックフロントウインドウを採用。約13cmの可動幅をもつスライディングサンバイザーを備える

DS3に続いて、DS4が登場した(ということはDS5もある! )。DS3はC3の3ドアバージョンという位置づけで理解できたが、DS4のコンセプトはまたちょっと違っている。

C4ベースであることは間違いないのだけれど、こんどはクロスオーバーSUVクーペ風に仕立てた。何ともオリジナリティに富んだスタイリングで、そのカタチへの強烈なこだわりはリアドアウィンドウをハメ殺しにしたことでも判る。

走りのキャラクターも、一般ウケするC4とは違って、随分とハッキリしたものに。特に、6速マニュアルギアボックス仕様は、乗り心地の良さとスポーティさを両立した、秀逸なモデルだ。

シトロエンDS4

直噴1.6リッターツインスクロールターボエンジンを搭載。シックは最高出力156ps/最大トルク240Nm、スポーツシックは最高出力200ps/最大トルク275Nm。シックには2ペダルMTの6速EGSを装着、スポーツシックには6MTを備える

アイポイントも高く、扱いやすいのも魅力。ほどよく背の高いクロスオーバーモデルが欲しかった、という人は多いはずで、これはもうホットハッチに代わる、都会派の立派なスポーツカーである。

 
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