メガーヌ2はまず昨年7月に、ハッチバックとクーペが登場。続いて今年3月のジュネーブショーで、クーペ・カブリオレとセニック2が発表された。今回デビューしたセダンとワゴンで、6つのボディがそろったわけだ。ルノーはメガーヌ2に7つのボディを用意すると言っているから、あとひとつ追加される(RX4?)ことになる。
日本には輸入されていなかったが、4ドアセダンとブレークは旧型メガーヌにもあった。メガーヌ・クラシック/エステートと呼ばれてヨーロッパで販売されていたのだ。ちなみに新型の呼び名は国によって違い、フランスではベルリーヌ4ポルト/エステート、イギリスではスポーツサルーン/スポーツツアラーとなっているが、ここでは日本流にセダン/ワゴンと呼ぶことにする。
ボディはリアオーバーハングがハッチバックより228(セダン)/230(ワゴン)ミリ長くなっているほか、ホイールベースも61ミリ伸ばされている。つまり全長は4498/4500ミリ、ホイールベースは2686ミリということになる。デザインは写真のとおり。セダンはリアドアの開口部がハッチバックに似た個性的な形になっていて、ワゴンは細長い三角形のテールランプが特徴だ。