ルノー/ルーテシア

ロードインプレッション ルーテシア1.2クイックシフト5

ルノー・ルーテシアに追加されたエントリーモデル「1.2クイックシフト5」に乗ることができた。ルーテシアと1.2リッターエンジン、クイックシフトの相性は?

執筆者:森口 将之



ルーテシア1.2クイックシフト5は、トゥインゴに積まれている1.2リッターをツインカム16バルブ化したエンジンと、2ペダルMTのクイックシフト5を、ルーテシアのボディと組み合わせたエントリーグレード。価格は3ドアが165万円、5ドアが175万円と、1.4RXTより10万円ずつ安い。偶然にもプジョー206スタイルのMT/ATのプライスと同じだ。


試乗したのは5ドア。イエローとゴールドの中間ぐらいのボディカラーは、コンパクトカーらしくてなかなか魅力的だった。外観はRXTとほとんど同じ。よく見るとホイールキャップのデザインが違い、サイドモール前端の文字が16Vだけになる(RXTは1.4 16Vだった)が、違いといえばこのぐらいだ。


インテリアは2トーンであることはRXTと同じだが、ダッシュボードのシルバーの飾り帯がなくなり、シートとドアトリムの布がライトグレーのモケットからダークグレーのクロスに変わった。明るい部分と暗い部分のコントラストが印象的だ。装備はフロントシートのヘッドレストが普通のタイプになり、オートライト、オートワイパー、ランバーサポート、オンボードコンピュータが付かないぐらいで、エアコンやオーディオなどはそろっている。これで十分だ。
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