この2つを世界に先駆けで見ることができるだけでも衝撃的だが、この展覧会にはまだまだ見所がたくさんある。フィアット社会長がモンテゼモロ・フェラーリ社社長の結婚祝いにプレゼントした世界に1台のフェラーリバルケッタモデナ(ウィンドウシールドや内装が違う。市販予定ありという噂)も必見だ。
さらには門外不出のフェラーリ&マセラティの設計図やデザインモデル、ミトスやP5といった貴重なプロトタイプモデルに250GTOやデイトナなど往年の名車に数々のレーシングマシンまで、非常に充実した展示内容である。
展示方法も非常に凝っていて、壁一面に広がる有名人とフェラーリの2ショットや、フェラーリとマセラティの色をモチーフにした飾り、さらにはフェラーリの機能パーツを使ったオブジェなど、マニア垂涎の演出である。僕はクリントイーストウッドガフェラーリ365GT4BBと一緒に写っている写真を発見してたいそう嬉しかった・・・。
イタリア車ファンならば、是非とも訪れたいこの展覧会。会期は7/14までとまだまだ余裕たっぷりだ。6/1から7/7の毎週土曜日曜には来場者の中から抽選でフェラーリ&マセラティに同乗するチャンスもあるという。お見逃し無く。
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