輸入車/注目の輸入車試乗レポート

次期型マセラティクワトロポルテも発見! アートなフェラーリ&マセラティ(2ページ目)

フェラーリとマセラティをアートに見立てた展覧会、アルテディナミカが東京都現代美術館で始まった。あっと驚く新型車が世界に先駆け展示されている。

執筆者:西川 淳

まずF60ともエンツォとも呼ばれる次期FXは、F140という開発コードプレートを付けて世界初披露となった。F1を意識したフロントマスクは写真で見るよりも違和感なく目に映る。ちょっと子供っぽい気もするが、それは買えない者のヒガミというものか。

リアスタイルはなかなかフェラーリらしい。ガルウィングドアを持つルーフからおそらくエンジンが丸見えになるであろうリアカウルへのなだらかな造形と、ウィングレスのリアエンド、そしてフェラーリらしい丸目4灯リアランプが、絶妙なマッチングを見せる。


関係者によれば、お値段なんと7500万円!F40が4500万円、F50が5000万円だったことを考えれば時間の差があるとはいえ相当なバリューアップがなされていると考えていいだろう。まさに公道を走るフェラーリF1、なのだ。発表は今年のパリサロン。
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