その脇にひっそりと飾られていたのが、新型クワトロパルテ用のデザインスタディだ。ピニンファリーナによるデザインで、いずれも従来とは180°方向性を変えた曲線多用のセダンデザインだ。
ビトルボ以来培われてきた現代マセラティのスタイルから大きく生まれ変わり、クーペ&スパイダーに共通するエレガントで官能的なスタイルをセダンにも採用することになりそうだ。ランチア系のダイナミックさも見て取れて面白い。
フェラーリとマセラティをアートに見立てた展覧会、アルテディナミカが東京都現代美術館で始まった。あっと驚く新型車が世界に先駆け展示されている。