アルファロメオ/アルファロメオ

シチリアで行われた国際試乗会のリポート アルファ156GTAに乗った!(3ページ目)

1月29日に正式発表となったアルファ156の2002年モデルとGTAシリーズの国際試乗会がイタリア・シチリア島で開催された。GTA試乗の舞台はかのタルガフローリオの一部を使って行われた。

執筆者:西川 淳

あっという間に迫り来るブラインドコーナー手前。止めていた息(できなかった、が正しいか)を吐き出しながらブレーキペダルを踏む。フィーリングと利き具合はこれまでのアルファとは別物だ。普通に踏む限りはガツンと効く感じではないが、グズズと引き止めるような感触で、しかもきっちりクルマを止めてくれる。もちろん、たたきつけるように踏めば、一瞬体を静めて路面をザラつかせたかのようにクルマを静止状態に追い込んでくれる。



驚いたのはそのステアリングレスポンスのクイックさだ。とにかくよく切れる。クイック過ぎて、怖いぐらいに。ロックトゥロックは1.75回転というから、ノーマルの156(2.2)よりも大幅に切れる。予想以上にクルマが内を向くので、慌ててハンドルを弄ってしまい、姿勢が乱れる事もしばしばだ。まあ、ようするにヘタクソなだけ、だけれど。とはいえ、コーナーでの姿勢は少なからず不安定に感じた。

たった20分あまりの試乗では、これぐらいの感想がやっと。とにかく印象は、速くて切れが鋭い。実は、そう思った瞬間から頭が真っ白になって、夢中で、内心怖くてドキドキしながら、運転していたのだ。万人にお勧めはできないが、ある程度ウデに自信があって速いアルファを使いこなしたいと思う向きには最高だろうと思う。
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