本国では後継モデルのアルファ147が人気を博しているが、日本では旧型に当たる145が、147が輸入される今年秋までの間、継続販売される。

今年1月に250台限定モデルとして登場した145セリエスペチァーレは、日本向け専用モデルで、イタリアMOMO社のパーツを盛り込んだお買い得な1台。
その充実装備と魅力的な価格で人気を博したため、今回さらに250台が追加販売されることになった。

アルファ145クアドリフォリオ「セリエ・スペチァーレ」の特徴は、
・MOMO社製5本スポークアルミホイール
・MOMO社製レザー&アルミ製シフトノブ
・MOMO社製オリジナルフロアマット
・キセノンヘッドランプ
・ワイドアングルドアミラー
・シリアルナンバー入り専用エンブレム
が装備されること。これだけの内容、普通に買うと40万円相当というから、車両本体価格がスタンダードと同じ269.0万円というのは確かにお買い得であろう。もっとも、現実的にはスタンダードモデルも4~50万円の値引きが当たり前になっていたから、簡単にお得だとは割けれないものもあるが・・・。

実際に、セリエスペチァーレに乗ってみた。リアの右ランプ下に付く真鍮製シリアルナンバー入りエンブレムプレートに001と刻まれた1号車である。

外観上ではやはり5本スポークアルミホイールの存在感が目を引く。骨太なスポークは力強く、見慣れた145のスタイルに新鮮味を与えた。

キセノンヘッドランプもたいへん魅力的だ。アルファロメオ車は全般的にヘッドランプが暗いような気がするが、キセノンなら問題なし。トップモデルの166同様、非常に明るい視界を約束してくれる。他の145ユーザーとの差別化も図れる、自慢のポイントになるだろう。

メカニズム的にはスタンダードモデルと全く同じだ。なかなかベストポジションがとれないシートになんとか折り合いを付けて走り出す。相変わらず、ペダル配置はベストとは言い難い。

5感を通して伝わるクルマの感触はさすがに古い。落ち着きのないハンドリング、強いトルクステア、使いづらい操作系、効き応え感のないブレーキ、などなど。機械として断じれば、おおよそ合格点にはほど遠い。

しかし、である。ひとたび心を決め、気持ちを入れて走り込んでいくと、悲鳴をあげながらもそれに応えてくれる。それをしてスポーツドライビングというのには気が引けるが、少なくとも心地よい汗をかくことはできる類のものだ。

サスペンションのセッティングは柔らかめだが、道路状況に非常な変化がなければ、粘りけのあるコーナリングワークを楽しむことができる。高速巡航性能も案外いいので驚いた。

居住空間は最新モードのそれに近い。その点では時代を先取りしていたのではないか。個性的なスタイルは未だに新鮮味がある。このカタチ、気になるのなら手を打つのもいい選択だと思う。147?それは正規輸入が始まってから考えてもいいじゃない?

なお、4月1日から5月31日までにセリエスペチァーレを購入すると、1:最長60回までの0.1%ローン、2:フリーメンテナンスパッケージ、3:下取り10万円アップ、のいずれかの特典を選ぶことが出来る。

また、全国のアルファロメオディーラーでは、3月31日(土)と4月1日(日)の2日間、「アルファロメオQシステムフェスタ」が開催されるという。
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