軽快感や取り回しはどうだ?

159のボディサイズは、4690×1830×1430mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2705mm。156に比較し、一回り大きくなった。

アルファ159が登場した。「ボディサイズがでか過ぎる」「GMとの共同開発で、プラットホームはオペルベクトラと共用し、オペル製エンジンブロックを使用。元BMWのM社エンジニアが移籍し、元BMWのハインツ・カルプフェル氏がトップに就任。アルファの味はまだあるのか?」「先代156の方がかっこいい」という声も聞かれるが、実際はどうだろうか?アルファ159は依然としてアルファなのか?一つ一つ検証してみよう。

軽快感や取り回しの良さは、しっかり保たれている。このリア3/4ビューからのボディデザインは、特に美しい。

まずボディサイズだが、4690×1830×1430mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2705mm。先代156に比較し、全長255mm、全幅65mm、ホイールベースは110mm拡大し、全高は15mm低くなり、確かに一回り大きくなった。ライバル車達とも比較してみよう。

プレミアムDセグメントの中でも、159は特に全長と全幅の大きさが目立つ。

プレミアムDセグメントの中でも、特に全長と全幅の大きさが目立つ。あの「幅が広くなった!」と言われたBMW3シリーズより、さらに15mm広いのだ。159はむしろ4730×1815×1445mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2700mmの上級車アルファ166とほぼ同じサイズになったとも言える。サイズ拡大の理由は、もちろん居住性の改善、安全性の向上、デザインの自由度拡大のためだ。

ボディサイズ拡大の理由は、居住性の改善、安全性の向上、デザインの自由度拡大のため。トランク容量も378Lから405Lへ拡大。分割可倒式リアシートも装備し、さらにラゲッジスペースを拡大することもできる。

では、以前の156に比べて軽快感はなくなったのか?取り回しは悪くなったのか?これは全く心配ない。数日159と共にしたが、シュア(正確)なハンドリングと前後がグッと絞られたボディ、コーナリング時の視界を確保するために後退したAピラーのおかげで、軽快感や取り回しの良さは保たれている。大きく扱いにくいと感じることは全くなかった。しかも従来のイタ車に共通の、ペダルに合わせたドライビングポジションではステアリングが遠くなってしまうようなこともなく、こちらも改善されていた。

居住性もフロントヘッドクリアランス25mm、フロントレッグルーム27mm拡大。インパネはドライバー中心に、L字型に囲むように配置されている、相変わらずドライバーオリエンティドなデザインだ。ブラックとタン、アルミのシルバーのコントラストも美しい。