洛南高等学校附属中学校、科目別入試傾向
■算数他最難関校と同様に文章題分野と図形分野の出題割合が高く、この2分野で全体の6割程度出題されている。他校と傾向が異なるのは、割合分野が約2割程度出題されていることである。文章題分野では「場合の数」「旅人算」、図形分野では「容積」、割合分野では「速さと比」が中心に出題される。
■国語
洛南の国語は記述問題が多い。問題量も多く、読解力が試される出題傾向となっているので、日頃から長文練習をしておく必要があある。また、漢字や語彙に関する問題も出題されるので、ここは確実に解けるようにしておきたい。
■理科
生物分野の出題割合が約4割弱と高く、物理分野・化学分野・地学分野が各2割程度出題されている。物理分野を中心に難問が出題されるので、過去問などで十分な対策をしておく必要がある。
■社会
歴史分野の出題割合が高く、5割弱の出題割合となっている。政治分野や地理分野、公民分野からも出題されており、全般的に細かい知識が要求されるので、過去問を通して十分な対策をとっておく必要がある。
洛南高等学校附属中学校、合否を分けるもの
2011年度洛南高等附属中学の受験日は、関西の統一入試日が終わった1月17日に予定されており、灘中などの最難関中学受験者の併願受験が予想されます。
洛南中学の算数の問題は難しい上に配点も高いことから、この算数の得点が合否を左右するポイント。全教科を通して難易度は高くなっており、最難関中学への受験指導で実績のある進学塾で受験対策をすることをお勧めします。
洛南高等学校附属中学校、入試情報
■募集人数:約240名(男女)■試験日:1月17日
洛南中学入試では、出願時に3教科型(国語・算数・理科)か4教科型(国語・算数・理科・社会)を選択。
国語(60分 150点)、算数(70分 150点) 、理科(45分 3教科型100点 ・4教科型100点試験を50点に換算) 、社会(45分 4教科型100点試験を50点に換算)となっている。
※ 合計400点満点で判定(3教科型・4教科型の区別はしない)