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新型フェアレディZロードスターついに発売(2ページ目)

現行のZ34フェアレディZにも電動ソフトトップを持つロードスターが追加された。ベース車のパフォーマンス向上はすでに実証済み。それに優雅なオープントップスタイルの楽しみが加わることに期待せずにいられない。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

オープン時の快適性に注力

パソコンからのダウンロードや携帯電話の通信などによる先進の地図更新システムや、iPod接続、地デジ対応などのエンターテインメント機能を一層充実させたHDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを設定
インテリアでは、フロントウインドウモール、ディフレクターにより、キャビンまわりの空気の流れを最適化し、オープン時でも風の巻き込みが少ない、快適な室内空間を実現しています。

操作性に優れたセンターコンソールの開閉スイッチを採用し、ルーフロックをオート化することで、ソフトトップの容易な開閉操作を実現さらに、オールシーズンで心地よいオープンエア走行を楽しめるよう、本革とネットシート生地を組み合わせた、空調システム内蔵のエアコンディショニングシートを採用しています。 また、インナートリムとしてソフトトップに内張りを設定し、上質な頭上空間を実現したほか、専用スエード調ニーパッドを採用するなどしています。

プレミアムで味わい深い内装を目指した専用色ボルドー本革シートを含む、4種のシートを設定
VVELを持つVQ37VHRに、6速MTもしくは7速ATを組み合わせたパワートレインはもちろんクーペと共通。シフトチェンジ時に、シフト操作に合わせてエンジンの回転数を最適な回転数に制御するシンクロレブコントロールが付きます。

9インチゴルフバッグを1個、またはAサイズスーツケース1個が搭載可能なトランクスペースシャシーについては、Z33に対して、100mmもホイールベースが短縮し、トレッド拡大が図られたのもやはりクーペと同じ。走りについて、Z33ロードスターからどう変わったかよりも、Z34クーペとの違いが気になるところですが、オープントップ化に合わせて、ドアやトランク開口部を効率よく補強し、高剛性かつ高度な衝突安全性を両立した車体構造としたにもかかわらず、車両重量は50kgにとどめられたところもポイントです。安全性については、SRSドアマウントカーテンエアバッグを採用した点が特徴です。

ガイドは、このクルマにまもなく試乗予定ですが、フェアレディZがもともと持つ高性能に加えて、爽快なオープンエアドライブを楽しませてくれるものと期待しています。

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