北米向けのセダンを日本に導入

アネシス2.0i-Sの価格は、FFが201万6000円、AWDが217万3500円

現行の3代目インプレッサは2007年6月に発売。2008年10月8日に一部改良が実施されるとともに、スポーティグレードの「2.0i-S」が追加され、4ドアセダンのアネシスがラインアップされました。

かねてから欧州や北米など世界的に販売さていたインプレッサですが、現行の3代目は、「世界のCセグメントのど真ん中で戦えるクルマ」として、欧州で人気の高いハッチバックボディを採用することになり、日本でもそれが販売されました。

全長が4415mmから4580mmに拡大。全幅1740mm、全高1475mm、ホイールベース2620mm

ご存知かと思いますが、こうしてインプレッサがハッチバックになったことに対しては賛否両論で、当初は否の声のほうがはるかに大きかったものです。

筆者も、せっかくウケていた路線を外してまでハッチバックにするのはもったいないとも思いましたが、スバルの限られたラインアップ数を考えると、これまでのインプレッサは、レガシィに似すぎていたのも事実でしょう。

であれば、従来のスバルになかったハッチバックをラインアップに加えることは、合理的な戦略に違いないと思っています。

ハッチバックではボディ同色のドアアウターハンドルがメッキとなり、セダンながらリアワイパーがアネシス全車に標準装備される

ところが、セダンが主流の北米市場からは、やはりセダンを求める声が大きく、その要望に応えて、当初は予定のなかった4ドアセダンを急きょ開発し、発売する運びとなりました。

一方、日本でもセダンを求める声は小さくなく、北米向けにセダンが存在することが知れると、セダンの販売を望む声はますます大きくなりました。そこで、北米向けのセダンを右ハンドル化して日本市場に導入したのがアネシスです。

ただし、前記の「2.0i-S」こそラインアップするものの、北米に存在するターボの設定がないことは残念ではありますが……。今回は、そのアネシス2.0i-Sのスポーツセダンぶりをチェックしてみたいと思います。


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