1年に一度は電池を交換しておくと安心
電池が切れた時のエンジン始動法は、事前に確認しておきたい |
電子キーの電池切れを防ぐには、マメに電池を交換するのが唯一の対策法です。使い方にもよりますが、電子キーの電池寿命はおよそ1~2年と言われています。車種によっては、携帯電話やTV、パソコンなどの家電製品の近くにキーを置いておくだけでも、電池の消耗を早めることもあるようですから、その点も気を付けてください。
予防的な対策法としては、1年を目安に電子キーの電池を交換する(普通の使い方であれ1年以上は保つと思いますが)、もしくは交換用の電池を車内に常備しておくのが確実だと思います。電池交換はカーディーラーに依頼すればすぐに対応してくれると思いますが、自分で交換するのも簡単です。ただし、電池の種類によっては、スーパーやコンビニでは見つからないものもあるかもしれませんので、事前に用意しておくといいでしょう。
また、普段使っている中でも、電波の届く距離を電池切れの目安とできるかもしれません。TVのリモコンなどでも、電池が弱ってくると、いつも使っている距離では届かないけど、TVにリモコンを近づけると電波が届いた、という経験があると思います。
電子キーでも同様に、いつもはポケットに入れたままでも作動したけど、突然作動しなくなったという場合、電子キーをドアに近づけると作動するというケースもあります。そんなときは、電池が消耗しかかっていると考えられますから、早急に電池を交換してください。電子キーの作動時にLEDのランプなどが点灯するタイプで、ランプが点灯しなくなったときも、電池が消耗しているサインと考えられます。
その他、電子キーの電池が切れた時の対処法について、事前に取り扱い説明書に目を通しておくことも大切です。知らずに内蔵のカギを使ってエンジンを掛けたはいいが、急に警報装置が作動して驚いたというようなこともあるからです。