カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

冬は目前!ボディの防錆対策は万全ですか?(2ページ目)

少し古めのクルマはもちろん、新車でも雪国や塩害の厳しい地域にお住まいの方にとって、ボディのサビは深刻な問題ではないでしょうか。そこで今回は、ボディをサビから守るための対策グッズを紹介します。

執筆者:宮島 小次郎

すでにサビが発生している場合は早めの対策を!

下まわりのサビ
地面にこすったり、跳ね石などで傷つきやすいボディの下まわりは、知らないうちにサビが発生しやすい
サビは発生しないように事前の対策を行うことが大切ですが、ボディの下まわりなどで、知らないうちにサビが発生してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。これはもう気づいたらすぐにでも、サビを落とすべきです。表面に薄らと付いた程度のサビであれば、ウエスなどで擦るだけでも除去できますが、しっかりと付いたサビはちょっと厄介です。ワイヤーブラシやヤスリなどを使って、削り落さなければなりません。

サビ取りサビ落としクリーナー
To FiT
サビ取りサビ落としクリーナー
価格/2980円(80ml)~1万9800円(1000ml)   問/ツーフィット
そんな面倒なサビ取りを手軽に済ませるためには、サビ取りサビ落としクリーナーが有効です。このクリーナーは、サビの表面に塗布し、軽く擦るだけで金属表面のサビを除去できるというものです。広範囲の作業を楽に行えるのはもちろん、ボディ塗装面についた小キズのサビなど、ヤスリを使いづらい部分の作業にも効果的です。

作業方法
クリーナーは強酸性の液体なので、皮膚に付着しないよう作業時は付属のビニールグローブを使用する
使い方は、まずサビの浮いた金属表面を水洗いし、表面の汚れや砂などを落とします。そして、付属のハンドシートなどにクリーナーを適量取り、サビの表面を擦るだけです。サビが落ちにくい場合は、30秒~5分ほど塗布するように放置してから作業したり、ワイヤーブラシなどと併用してみる(塗装面ではキズを付けてしまうので使用できません)のもいいでしょう。その後、水洗いもしくは水で濡らしたウエスなどで拭き上げれば完了です。

ただし、腐食が進行した状態では、なかなかこのクリーナーだけでサビを落とすのは難しいでしょう。そのようなときは、ヤスリや研磨剤などを併用して、腐食部を擦り落す必要があります。また、サビを落とした後は、アンダーコートやシャシーブラックなど、施工面に合った防錆処理を施しておきたいところです。


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