カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

夏の間に溜まった汚れを落とす方法~外装編(2ページ目)

美は細部に宿る、と言いますが、クルマの場合は細部には汚れが溜まりやすいもの。洗車の際には、そうした細かい部分までしっかりと掃除してやることで、見違えるようにきれいに仕上げることができます。

執筆者:宮島 小次郎

ドアやトランクまわりなど水が流れる部分に注目

ドア開口部
ドアが閉まっている時には見えないセンターピラーやドアヒンジ付近が汚れていないか見てみてください
もうちょっと詳しく汚れが溜まりやすい部分の説明をしましょう。まずはドアを開けた時に見える、ルーフからピラー、そしてエントランスモールへと繋がるボディの開口部を見てみてください。ドアロックのキャッチ部やモールの接するあたり、またドアのヒンジが付く付近も、砂やほこりが混ざった汚れが積り、ボディの色が分らないほど汚れていませんか?

ドアの縁
ドアの下側はモールを伝わってきた雨水が集まるため、特に汚れも溜まりやすい部分です
また開けたドアの縁もその全周に渡って、汚れが溜まりやすい部分です。特にドア下部は、モールを伝って落ちてきた雨水が集まる部分ですから、砂埃が混じった泥状の汚れが溜まっていることも多いのです。

トランクでも、やはりトランクリッドを開けた時に見えるモールまわりなど、水が流れる部分に汚れが溜まっています。特にトランク部がなだらかな形状となっているセダンでは、雨水が流れ落ちにくく、汚れも残りやすいようです。トランクリッドの縁の部分も、ドアと同様にモールと接する部分には水が残りやすく、汚れがちです。

そうしてもう一か所、ガソリンの給油口を開けた中というのも普段は洗うことがない部分ではないでしょうか? セルフスタンドを利用する人でなければ、自分で開けることもない箇所ですが、それだけにたまに開けて中を覗いてみると、その汚れっぷりに驚くことになるかもしれません。

次ページでは各部の洗い方を紹介します
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