カーメンテナンス/車の洗車・室内清掃

夏の間に溜まった汚れを落とす方法~外装編

美は細部に宿る、と言いますが、クルマの場合は細部には汚れが溜まりやすいもの。洗車の際には、そうした細かい部分までしっかりと掃除してやることで、見違えるようにきれいに仕上げることができます。

執筆者:宮島 小次郎


目につかない部分こそ気にしたい

ドアまわり
ドアまわりの汚れは、ドアを開けるたびに目にしているはずです
先日の記事では、夏の間レジャーや帰省などで活躍したクルマの車内の掃除について取り上げましたが、外装でも汚れが溜まりやすい部分があるのです。そこで今回は、洗車時のちょっとしたひと手間で、見違えるほど愛車をきれいに仕上げることができる洗車方法をご紹介します。

まずボディ表面の洗車については、皆さんそれぞれのこだわりをお持ちでしょうから、ここでくどくどと説明するのはやめておきましょう。それぞれが考える最良な方法で、ボディを磨き上げていただければと思います。私がおススメしたいのは、ボディ表面ではなく、普段は目につかないちょっと細かい部分の掃除です。

美は細部に宿る、と言いますが、クルマの場合、細部には汚れが溜まりがちなのです。ここでいう細部とは具体的には、ドアやトランクを開けた時にだけ見える普段は隠れた部分のことです。ボディ表面をいくらしっかりと磨き上げたとしても、こうした部分の汚れまでを落とすことはできません。

しかし、クルマは使い込んでくると、どうしてもこうした細かい部分に汚れが溜まってきてしまいます。新車時にはきれいだった部分も、いつしか汚れで黒ずんでくると、なんだか古臭く見えてきてしまうものです。外側からは見えないため、あまり気にしない方も多いようですが、いざクルマに乗り込む際、ドアを開けると隠れていた部分に汚れがべっとりというのでは、せっかくボディがピカピカでもちょっと興ざめです。逆にこうした部分をきれいにしておくと、ちょっと古めのクルマでも意外ときれいに見えるものです。

次ページでは汚れが溜まりやすい部分を詳しく紹介します
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