冷却システムはエンジンの命綱です

エンジンルーム
エンジンルームを開けたら、まずは冷却水の量をチェックする位置を確認しましょう。最近のクルマではリザーブタンクを備え、そこで冷却水量を確認することが多いようです
夏に向けて徐々に気温も上がってきましたが、暑さが本格化する前にぜひ行っていただきたいのが、冷却系のメンテナンスです。冷却系というと何やら小難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えばラジエターや冷却水などのお馴染みのパーツです。

現代の自動車用エンジンは、基本的には水冷式エンジンと呼ばれるように、エンジンが発する熱を冷却水を媒体として大気中に放出させることで、エンジンを適正な温度に保つ仕組みとなっています。この冷却システムが正常に作動しないと、いわゆるオーバーヒートを起こし、エンジンが停止、最悪の場合はエンジン自体に深刻なダメージを与えてしまいます。

日頃のメンテで冷却水量のチェックを!

冷却水量の確認
車種によって冷却水量の確認方法は異なりますが、リザーブタンク付きのクルマでは、タンク側面のマーキングで最大量と最低量を確認するタイプが主流です
では、冷却システムを正常に保つためには、どのようなメンテナンスを行えばよいのでしょうか? 基本的には、定期的にエンジンルームをのぞき、冷却水の量が減っていないかを確認することが第一です。冷却水は完全に密閉されたサイクル内を循環していますから、基本的にはエンジンオイルのように減ることはありません(水温が上がりすぎて、オーバーフローするといった例外もありますが……)。

ここでもし、冷却水が規定量よりも明らかに減っていることに気付いた場合は、どこかで漏れが発生しているはずですから、早急に点検が必要です。冷却水漏れの原因を特定することは、実は場合によっては結構、厄介なことがあります。ですが、そうした冷却水漏れというトラブルも、実は定期的なメンテナンスによって回避することができるのです。

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