冷却システムはエンジンの命綱です
エンジンルームを開けたら、まずは冷却水の量をチェックする位置を確認しましょう。最近のクルマではリザーブタンクを備え、そこで冷却水量を確認することが多いようです |
現代の自動車用エンジンは、基本的には水冷式エンジンと呼ばれるように、エンジンが発する熱を冷却水を媒体として大気中に放出させることで、エンジンを適正な温度に保つ仕組みとなっています。この冷却システムが正常に作動しないと、いわゆるオーバーヒートを起こし、エンジンが停止、最悪の場合はエンジン自体に深刻なダメージを与えてしまいます。
日頃のメンテで冷却水量のチェックを!
車種によって冷却水量の確認方法は異なりますが、リザーブタンク付きのクルマでは、タンク側面のマーキングで最大量と最低量を確認するタイプが主流です |
ここでもし、冷却水が規定量よりも明らかに減っていることに気付いた場合は、どこかで漏れが発生しているはずですから、早急に点検が必要です。冷却水漏れの原因を特定することは、実は場合によっては結構、厄介なことがあります。ですが、そうした冷却水漏れというトラブルも、実は定期的なメンテナンスによって回避することができるのです。
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