
今回はオイル漏れの修理のコーナーで取り上げたエンジンを洗浄して見ました。このエンジンでは、長期間オイルがにじんだまま使用していたので、エンジン本体にはかなり汚れがこびりついていました。洗浄は、オイル漏れを起こしていたパッキンを交換する前に行って作業中の汚れを避けるようにしました。
防水処理はオルタネーターとディストリビューターに行い、スパークプラグ周辺(ヘッドカバー中央)は特に行いませんでした。

次に、ディストリビューターのキャップを外してみます。ここには防水カバーを被せてあり、外側にはまだホコリが付いているくらいです。しかし、キャップの中は水滴が溜まっていて、高圧の電流が内部でリークしていたのが分かりました。水滴を拭き上げてから始動すると、何事もなかったようにスタートできました。どうやら、下から上がってきた蒸気が袋の中に入って、ディストリビューターのキャップにまで浸入したようなのでした。
