文章 : 高山則政(All About Japan「カーメンテナンス」旧ガイド)

この間、自分の軽自動車をユーザー車検してきましたので、その様子を紹介します。車検そのものは、ディーラーや整備工場に依頼するだけでなく、代行業者に任せたり、ユーザー自身でも受けられることは良く知られていると思いますが、軽自動車は仕組みがちょっと違ってきているのです。

Kは軽自動車検査協会へ
 まず、普通車と違ってくるのが、車検を受ける場所です。普通車は、陸運支局あるいは検査登録事務所で行いますが、Kの場合は軽自動車検査協会というところで、場所が全く異なります。
 軽自動車検査協会は国土交通省の管轄下で、軽自動車の検査業務や重量税の納付確認などを行う機関ですが、昭和62年に民間法人化されています。

まず予約が必要
 車検の予約は、予約受付専用のアンサーフォンがあり、音声ガイダンスに合わせて番号をプッシュしていけばOKです。空いている日をアナウンスしてくれるので、希望の日と午前か午後を選択します。前日でも空いていれば予約できます。この時、自分の予約受付番号が発行され、予約者用の暗証番号を入力します。この暗証は受付管理の伝票に記載されてしまう番号のようなので、個人情報のセキュリティについて万全を期したいのであれば、車検時のみ有効で、他人に見られてもよい番号にした方がよいと思います(銀行の暗証などは入れない方が良いでしょう)。

必要な書類と費用
 車検を受けるのに必要費用や書類です。ただし、事業用のクルマは異なりますので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。これは、5ナンバーで2年車検を受けた場合の例です。

車検証
これまでの自賠責保険の証書
自賠責保険料(22,540円、車検場で更新できます)
納税証明書
重量税(8,800円、印紙納税)
検査手数料(1,400円)
費用計:32,740円

 その他、申請書や検査票などは検査協会内でもらって記入します。納税証明書がない場合は、市町村役場で発行してもらいます(無料)。これは、結構忘れやすいので気を付けなくてはなりません。普通車の場合は施設内で確認・発行できますが、軽自動車は忘れてしまうと役場に行かなくてはなりません。

 費用については、自賠責保険が値上がりしたので、不足しないよう気を付けます。僕の場合、余分を持っていかなかったので、申請手続き途中でお金を降ろしに行くハメになりました。かなり、恥ずかしいので気を付けたいものです(今はコンビニで降ろせて便利ですね)。


 普通車の車検の書類は、慣れないと煩雑なものですが、ここでの記入内容は、住所や名前とクルマのナンバー、車両形式などの簡単な内容なので、自分で書けばOKで、簡単に作成することができます。また、ユーザー(所有者)自身が車検をうけるなら、ハンコもいりません。ただし、免許証は持っていないといけません。
 書類を作成したら、受付の窓口へ行き、ユーザー車検であることと予約番号を伝えます。係の人が一通り目を通して、後は検査ラインに付くように指示されます。