ルノー/トゥインゴ

日本導入が心底愉しみな新型トゥインゴ(2ページ目)

1993年に初代が登場して以来、240万台超もの台数を売り上げた人気のコンパクトカー、ルノー・トゥインゴ。去る6月15日、いよいよ欧州で2代目となる新型トゥインゴの販売が始まりました。

三代 やよい

執筆者:三代 やよい

車ガイド


フレンチ流アレンジ術

新型トゥインゴ装備
まるでセンスの良い生活雑貨のような発想。小物を愉しく収納できる嬉しい小技ですよね。
ポップでキュートな内外装のデザインはもちろんですが、新型トゥインゴのさらなる魅力はユニークな装備たちにあります。まず私が最初に気になったのが、右の写真の装備。『グラスマット・ダッシュボード・トリム』と呼ばれるこれは、携帯電話をはじめiPODやカード類などをしっかりホールドしてくれる装備。携帯品が多い現代人にはこういうちょっとした小物置きはとても重宝するし、なにより「グラス」というだけあって、芝生の中に小物類が紛れ込んでいるかのようななんともいえないキュートな見た目が魅力です。本棚をインテリアとして活用したり、キッチン用具さえオブジェのひとつとして捉えてしまうフランス人らしい「見せる収納」といえるでしょう。

センスが物言うカスタマイズ

新型トゥインゴ・カスタム一例
ドアハンドルの形状を活かしたデカール。一歩間違うと下品になりがちなカスタムですが、フランス車はセンス抜群。良いお手本になります。
エクステリアに様々な柄を配してカスタムするのは珍しいことではありませんが、新型トゥインゴの場合はドアハンドルのひっぱり部分と凹み部分を活かしたデカールがなんともお洒落。現代アートのようなモダンな意匠には思わず心ときめきます。プジョー・1007のカメレオ・コンセプトもそうですが、やはりフランス車にはカスタムのセンスにおいて一日の長があるようです。

新型トゥインゴは、イギリス市場向けに右ハンドルも生産されています。日本導入は未定とのことですが、時期はさておきやってくる可能性は極めて高いはず。それまでは本国の、新型トゥインゴのサイト(英語)でもチェックしながら、首を長くして待つことといたしましょう。
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