輸入車/注目の輸入車試乗レポート

伊達モノ揃いの輸入コンパクト(2ページ目)

チョイもてブーム全盛の今、お洒落な男女が選ぶべき小粋輸入コンパクトをご紹介。クールビューティーなドイツ車から、小粋なフランス車まで、それぞれのユニークなデザインを中心にオススメモデルを提案します。

三代 やよい

執筆者:三代 やよい

車ガイド

小技が効いたフレンチコンパクト

プジョー・1007
プジョーの最新コンパクト「1007」。両側ともに電動スライドドアを採用しているので使い勝手も抜群です。車両本体価格は203万円~249万円(税込)

さて、次は芸術の国フランスが生んだエスプリ満載のプジョー・1007。真ん中にひとつの「0」を置くというプジョーのネーミングの伝統を破った新世代プジョーファミリーです。ちなみに両側に電動スライドドアを標準装備するのは、日本のコンパクトクラス市場初。そんな革新的な1007のディテールの粋は内装に宿っています。

シートの一部にチラチラと見え隠れする金属片。引っ張り出してみると、これはどうやらファスナーのスライダーのよう。「どうしてこんなところに?」。首をかしげつつスライドすると、あれよあれよという間にシート地が脱がされていく。なんとシートファブリックの一部が交換できるようになっているのです。

15分で交換できる内装

カメレオ
ディーラーに持ち込まなくても自分の手ひとつで着せ替えられるのが嬉しいところ。慣れれば15分程度で交換できちゃいます
体色を自在に変幻させるカメレオンのようにインテリアの一部を様々なカラーに交換できるこのシステムは、その名も「カメレオコンセプト」。素材はどうせ限られているのだから、ソースを何種類も用意して様々な味付けを生み出そうというフランス料理的発想です。「イギリスには300の宗教があるけれどソースの数はわずか、フランスは宗教の数こそ限られるが300のソースがある」なんてたとえ話がありますが、同じ食材でも様々なソースで多彩な味を生みだすフランス人は、素材のカスタマイズにやっぱり天賦の才があるのでしょう。

最後はドイツの王様ブランドが放つあのコンパクトです。
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