SUBARU(スバル)/エクシーガ

エクシーガに特別仕様のSTIが登場(3ページ目)

スバル初のオリジナル3列ミニバン、エクシーガにSTIが手がけるエクシーガ「2.0GT tuned by STI」が加わった。あのボクサーサウンドが復活するなど見どころ満載だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

大人の雰囲気

インパネ
STI製のプッシュエンジンスイッチを押すと、ボクサーサウンドが心地よい程度に耳に伝わってくる。シフトレバーやステアリング、メーター内にSTIのロゴが入り、センタークラスターやシフトまわりにはカーボン調パネルを加えることで差別化を図っている
インテリアはアルカンターラのブラックレザーやカーボン調パネルなどでスポーティ感を演出している。シートには、STIカラーのピンクのステッチが走り、ダークシルバー塗装をスイッチパネルに施すなど、スペシャル感の演出に余念はない。360万円級のクルマとしてはもう少し高級感が欲しいが、スポーティ感は十分で、ミニバンであることを考えると大人の雰囲気を崩していないといえるだろう。

ワゴン的な使い勝手

後席
アルカンターラのシートは、張りがあるためきっちりと座る姿勢になる。ロングドライブでは却って疲れが少ないはず。ただし、3列目の背もたれがとくに硬く感じるため、短時間の座り心地はファブリックよりも少し劣る
エクシーガはスイング式ドアのため、スライドドアのような乗降性のよさはないものの、1-2列目には大きな人でも不満のない広さを確保しているし、シートサイズも十分。3列目も見た目より広いの美点だ。普段はワゴンのように使うため3列目の背もたれを倒し、緊急時に3列目に大人を含めたゲストを乗せるという使い方にも短時間なら対応できる。しかもSTIというブランドを十分に感じさせるスペシャルパーツを揃えながら、実用性も高い。お客さんは別のような気もするが、オデッセイ・アブソルートに強力なライバルが登場したのは間違いない。

「ミニバン・SUV」のメールマガジンの申込はこちらまで

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます