大きくなった
ルノーの稼ぎ頭、カングーが新型にスイッチした。2代目は先代よりも立派に大きくなっている。全長4,215×全幅1,830×全高1,830mm。全幅と全高が同値のクルマは珍しい。全長は欧州の道路、駐車事情に配慮して抑制されている。価格は5速MTが219万8,000円、4ATが229万8,000円 |
注目の2代目は、ひと目で大きく、立派になったのが分かる。02年の日本登場モデルは、全長3,995×全幅1,675×全高1,810mmで、1.4Lエンジンを積んでいた。数値からも全幅の拡幅ぶりがうかがえる。全長は欧州の道路、駐車事情もあり、これくらいが実用上の上限なのだろう。
初代の魅力は不変
観音開きのバックドアを採用。欧州にあるショートホイールベース版の日本導入は現時点ではなさそうだ。初代には、通常の跳ね上げ式のテールゲートも存在していたが、2代目は観音開き一本 |
年代やジャンルこそ違うが、VWのバス/トランスポーターであるタイプ2に乗って、こだわりのライフスタイルを演出したいというような、そんなユーザー心理を刺激するモデルであり、オン&オフを問わず過ごすのに最適な相棒として受け入れられたのではないか。
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